看護師がニュージーランドで働く方法

オーストラリアと同じオセアニアということもあり、ニュージーランドで看護師になるための審査条件はオーストラリアとかなり似ています。

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また条約によりニュージーランドで取得した看護師免許はオーストラリアの看護師免許に書き換えが出来るなど、非常にメリットの多い国です。

そのほか英語力の条件が比較的優しいとも言われていますが、どうでしょうか?

看護資格を取得するにはOETやIELTSで一定条件の点数を取得する必要がありますが、オーストラリアが1回の試験で全ての条件を満たすことを 必要とするのに対し、ニュージーランドでは数回に分けられたパートごとの結果を統合することで条件以上を満たすことができるという利点があります。

しかし最終的にはオーストラリアやイギリスで必要とされるのと同じ点数を各項目毎に取る必要がありますので求められる英語レベルが低いとは言えないでしょう。

現在ニュージーランドでは看護師が不足しているようですので、資格が取れると永住権取得のためのポイントが高くなり、将来永住したいと願うという人には大きなチャンスとなります。

全体的にニュージーランドのプロセスは比較的早く進みますので、待つことのストレスは少なくすむでしょう。

以下ニュージーランドのナーシングカウンシルより

(1)Nursing council(看護協会)に申請書などを取り寄せる

(2)IELTSのスコア 全ての項目で7.0を取得、またはOETでB以上

(3)Nursing councilに必要な書類を送る(もちろん全て英語です)

・高校/大学などの成績証明書
・英語のスコアの証明
・日本で働いていた病院などからの推薦書
・職歴を証明するもの
・日本の免許の写し

(4)English language assessmentにパスする

(5)Councilから承認された後、指定された学校や病院などでNursing competency course(約2ヶ月ほど)を受ける。もちろん臨床実習もあります。

(6)コース終了後、審査に受かると看護師として登録されます。

働くにはAnnual Practice Certifcate (APC)というものを毎年更新する必要があり、更新時の条件として決められた年間労働時間を満たしている事やProfessional Development (PD)として勉強会やコースに参加する必要があります。これに関してはオーストラリアも同じです。APCがないと働くことはできません。

詳しくはこちらから
Nursing Council of New Zealand

以上は全て私の実体験に基づいて書いておりますので、最新の情報はご自分でご確認ください。

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