NLPと看護

NLP(Neuro-Linguistic Programming)神経言語プログラミングを学ぶことは看護師長にとって有益です。

アルフレッド・ゴージブスキーの『地図は土地そのものではない(The Map is not the Territory)』という有名な言葉はNLPを学ぶうえでよくでてくる言葉です。

これは言葉というものは表面化された情報でしかなく、受け取り側の感性、経験などに基づいて省略や歪曲、一般化されてしまうということを表しています。

つまり、あなたが発した言葉は、あなたの考えることとは全く別物として、他者に伝わっている可能性もあるということです。

NLPでは自分のコミュニケーションを意識的にとらえ、自分のパターンを知り肯定的な行動へつながる支援をします。そして他者のパターンを知ることで信頼関係を形成し、好ましい結果へと導きます。

NLPを学ぶことにより、自分自身を知り、自己の内面的なケアが行えるようになり、それを他者へも活かすことができるようになるのです。燃え尽きやすい看護管理者としてはぜひ知っておきたい分野です。

参考図書

1)医療・看護・ケアスタッフのための実践NLPセルフ・コーチング スザンヌ・ヘンウッド(著)
2)手にとるようにNLPがわかる本 加藤聖龍(著)

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