ブラック看護師長診断
最近、従業員に過酷な労働を強要するブラック企業のニュースが盛んに報道され、大きな社会問題となっています。これ、看護師長にとっても他人事ではありません。
日本では、多くの医師や看護師が、ブラック企業と似たような職場環境で働かされているのが実態です。医師や看護師と国の過労死基準を上回る協定を平気で締結している病院が半数以上あるという統計データも存在するくらいです。
数年前にも、24時間連続勤務した後、次の夜勤に備えて休んでいた看護師が、仮眠室で亡くなるという過労死事故も発生しています。
サービス残業は当たり前、有給休暇は消化できず、休みの日にも勉強会に強制的に参加させられたり、といったことが日常茶飯事のようにまかり通るのが病院の労働環境の実態なのです。
以下は、一般企業のブラック度を診断するために使われているものを看護師用に修正したものです。これらの項目に多く当てはまる看護師長は、ブラック度が高い傾向がありますので、注意が必要です。
- 看護師長の指示は絶対である。
- 部下の言い分は認めない。
- 看護業務は体力勝負だ。
- 仕事は気合と根性でなんとかなると思っている。
- 「文句を言わずにやることをやって」が口癖。
- いつもサービス残業や休日返上で仕事を片付ける。
- 飲み会には部下を強制的に参加させる
- 仕事を覚えるには座学研修よりもOJTで現場経験させることが一番。
- 最近また部下が辞めた。
- 部下には有給を使わせたくない。
看護師の皆さんは、もし自分が勤める病院がブラック病院だったり、自分の上司がブラック看護師長だと思ったら、こちらのページから迷わず転職活動してくださいね。
ブラック病院から得られるものは何もありません。自尊心を失い、スキルアップの機会も失い、いらなくなったら使い捨てされるだけです。そういう職場からは一刻も早く立ち去りましょうね。
看護師転職サイトの正しい選び方
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